2015年11月15日日曜日

極度に精製された食品「油」について

日本の食が明治の頃から欧米化してきて、当然ですが、若い世代ほど食生活が洋風化しています。

もう1つ見逃してはいけない点は、若い世代ほど油を使った料理が非常に多いということです。「16歳から19歳」の人たちが「よく作る料理」にいたっては、油の入っていないのは、みそ汁だけといった状態です。

いずれにしても、少し前まで、油は非常に高価な貴重品であったことを忘れてはならないと思います。
つまり、一般庶民は油など使わないでも生きてきたのです。そし朔て、私が油の多すぎる現在の食生活に疑問をもつのは、油が極度に精製された食品だからなのです。

やはり、油は特殊な食品と考えざるをえないのです。とくに、精製度の高すぎる市販の油や、油の吸収の大きいてんぷらやフライなどは珍味と考え、ひかえめにしたいものです。

おすすめの油でダイエット時にもおすすめはこちらです。
http://metaboliz.net/diet/archives/77

一時期、動物性脂肪は、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の原因になり危険なので、減らしたほうがよいと考えられていました。それに対して、リノール酸を含む植物油は安全なうえに、生活習慣病を予防し、コレステロールを低下させるという作用があるといわれたものです。

ところが、最近は、風向きが逆になりつつあります。

ダイエット時にも質のいい油は必要だという研究が支持されるようになっています。