2013年7月5日金曜日

いい食生活は「水・米・イモ・野菜」の順番

土産というのは、その土地で、その季節にとれるものを食べるという意味です。もっとも自然な考え方は、たくさんとれるものはたくさん食べて、滅多にとれないものは滅多に食べないということです。
これは食生活の当たり前の基本です。非常にシンプルな考え方です。たくさんとれるものをたくさん食べれば、おカネもかかりません。滅多にとれないものをみんなで食べようとするから、高くなってしまうし、自然も大きく壊してしまうことにつながります。
たくさんとれるものをたくさん食べることは、大切なことなんです。
たとえば、イヌイットの人たちのように、氷の上に住んでいる人たちは、もともとはアザラシヤシロクマなどの肉だけの食生活で、野菜も果物も穀類もイモ頼も食べなかったんです。それでも何千年、何万年と生きているんですから、それがあの地方で生活する人々にとって、バランスのとれた食生活なんだということです。
ちなみに、世界の食生活の中でもっとも変則的だと思われるのは、イヌイットの人たちの食生活だと思います。赤ちゃんのときから死ぬまで、肉100% の食生活なんですから、これほど変則的な食生活は他にありません。
でも、考えてみれば、イヌイットが暮らしてきた-40度とか50度という環境下の中で、何を食べたらいいのかと私に聞かれても、「そういうところで生活したことがないから、わかりません」と言うしかありません。「そういうところに生活している人に聞いてみたらどうですか」としか答えようがないわけです。
しっかり密閉した冷蔵庫でさえ、冷凍室が-18度ですから、-40度というのは、それよりもっと寒いわけです。
ですから、おそらくご飯なんかを食べていたんでは体温を保てないから、高脂肪な肉を食べているのではないかと、想像できます。
この例からも、その土地でとれるものを食べることが、いいのではないかとわかるわけです。
日本人の話に戻れば、一番たくさんとれるものとは、具体的には何でしょうか?それは水です。だから、水が一番大事だと思えばいいんですね。
二番目にたくさんとれる米がその次に大切で、その後は、イモ、野菜などになってくると考えればいいんです。
これはきわめてシンプルな目安になります。野菜の選び方もそれでいいんです。ベータカロチンだビタミンCだと悩むよりは、季節の野菜を食べていれば、それで大丈夫だし安上がりなわけです。旬のものを食べる食生活が一番栄養も摂れるのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿